家づくり・
暮らしづくりに
役立つコソッと話

【夏の風呂キャンセル、ちょっと待った!】

暑いからやめる?それとも、整えて快適にする?

〜住環境 × 暮らしの工夫 × 安心安全の整え〜

「今日は暑すぎて、お風呂ムリ…」
そんな方が入浴はしない、住環境に浴槽を備えないなど
SNSなどでそんな投稿を目にすること、増えていませんか?

実はこれ、“風呂キャンセル界隈”と呼ばれ、
2022年にバスクリンが行った調査でも、その傾向が話題になりました。

📊【調査結果】「風呂キャンセル」急増中?

入浴剤メーカー「バスクリン」が全国1,000人以上を対象に行った調査によると
”約4人に1人が“暑さでお風呂をやめたことがある”と回答。
特に10代〜30代の若年層でその傾向が顕著でした。

では、なぜ「暑さでお風呂をやめたくなる」のでしょうか?

🌡 なぜお風呂が“しんどくなる”のか?

① 脱衣所・浴室が暑い・ムシムシする

エアコンの効かない脱衣所で服を脱ぎ、蒸し風呂のような浴室へ…
その時点で汗だく。入る前から体力を奪われてしまいます。

② お風呂から出ても快適じゃない

リビングや寝室に移動しても冷房が効かず、また汗をかいてしまう。
これでは「お風呂で整う」どころか、「疲れが倍増」しかねません。

③ 浴室空間が癒しになっていない

古くて暗いお風呂、湿気がこもった空間、使いにくい収納…。
「入りたくなる雰囲気」が整っていないと、つい後回しになります。


🏠 工務店の視点から見る「お風呂嫌い」改善のヒント

✔ 断熱+換気で快適温度に

断熱材の追加や窓の遮熱対策
浴室暖房乾燥機(例:カワック)で快適な温度管理
→ 夏は湿気・熱を逃がし、冬はヒートショックを防ぐ二重のメリット。

✔ 動線設計の見直し

・お風呂〜脱衣所〜寝室までを「快適に移動できる導線」に整える
→ 移動のストレスを軽減し、湯上がりの爽快感をキープ。

✔ 空間デザインの工夫

・照明の色味をやさしく、明るい壁材や床材に変更
・お気に入りの入浴アイテムを“魅せる収納”で楽しむ
→ 「入りたい」「整いたい」と思えるバスルームへ。




👵 50代からの“整える入浴習慣”とは?

💡 ヒートショック対策は夏も必要!

冬だけではなく、冷房とのギャップによる「夏のヒートショック」も注意。
冷房で冷えすぎた身体、夏だからと油断するのは危険です。
昨年、女優の中山美穂さん(54歳)が浴室で亡くなられたことが話題になりました。
個人的にも、中山さんは同性としても憧れる存在でしたので大変ショックを受けましたが
それと同時に、ヒートショックへの意識も高まりました。弊社社長は、大のビール好きですが
「アルコールを摂取したら入浴はしない」を入浴時のじぶんルールにしています。
その他では、入浴前にカワックをつけ5分程浴室を温めてから浴室に入るなど
家族全員で習慣化しているそうです。そして、これらに加え今年は脱衣所に気化式の暖房器具を
設置する予定だそうですよ。


→ リビングなどエアコンの温度調整管理とカワックなどで浴室内を適温に保つ習慣を。

💡 体調を“可視化”する環境づくり

→ 脱衣所に全身が映る鏡と体重計を設置することで、
 毎日の身体の変化を自然に把握。セルフチェックの習慣づくりに◎。


客観的に自身の身体をみることが、健康維持には必要です。
1年に1度の人間ドックも素敵ですが、毎日の暮らしの中での健康管理を習慣化することは
それ以上に効果的なのではないかと思います。

💡 防災対策も忘れずに

地震などの災害が入浴中に起きたときに備え、
バスローブや非常用ライト、防災サンダルの備えを。
→ 家族にも共有しておくと、いざという時に安心です。


入浴時の地震では、すぐに落下物や浴室内の照明や鏡などが割れ、
無防備な身体を傷つけるリスクも高まります。

直ぐに頭や首を守るべく風呂桶を被る、滑って転んで頭を強打したりしない様に屈む、
閉じ込め防止のために扉を開けておくなど気を付けておきたい行動はありますが
いざ、室外に避難!という時に備えておきたいのがこのバスローブや非情用ライトです。

常に清潔で乾いたものを壁に掛けておくだけで大丈夫。脱衣所の片付けやリフォームの際には
是非取り入れていただきたい視点です。


🌿 暮らしデザイン目線でのアプローチ

私自身、「お風呂に入る」ことを
単なるルーティンではなく「心をほどく時間」と捉えています。

忙しい日々の中で、お風呂が “わたしに戻る時間” になるように。

🔹おすすめの“暮らし整え術”

  • 入浴前にスマホをオフにして「静けさスイッチ」を入れる
  • お気に入りのバスソルトやアロマで五感を癒す
  • バスソルトやボディクリームで身体を優しく労る
  • マスクシートしながらの入浴で明日のじぶんへのご褒美に
  • 湯上がりに着るガウンやバスローブをお気に入りにする


毎日の暮らしに、自分を大切にする小さな儀式を組み込む
それが、暮らしを整える第一歩だと思っています。


🔁 お風呂習慣を取り戻すためにできること

暑さでお風呂をやめたくなる夏だからこそ、

・住まいを整え
・暮らし方を整え
・安心と心地よさを足していく。

それが、「風呂キャンセル」を防ぐ、根本的なアプローチです。


✅ まとめ:こんな方におすすめの見直しです

☑ 夏になるとお風呂が億劫になる
☑ 湯上がりに汗が止まらず、疲れやすい
☑ 50代以上で健康や安全にも配慮したい
☑ 暮らしの中に“自分時間”を増やしたい
☑ 築年数が経った家の浴室・脱衣所環境を見直したい


🛠 暮らしの整え、住まいの整え、どちらもサポートしています

✔ 断熱・換気・浴室リフォームのご相談
✔ 暮らしに合わせた収納・動線アドバイス
✔ 安心・安全に配慮したバスルーム環境のご提案
✔ 防災・健康管理の仕組みづくり

お気軽にお問い合わせください☺
暑い夏を「整える夏」へと変えていきましょう!

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私たち@リフォーム 【家づくり・暮らしづくりに役立つコソッと話】 編集部は、リフォームを通じて皆様の住まいに新たな価値を提供することを目指し、お客様の安全で快適な暮らしを実現するため、豊富な知識と経験を活かし、透明性のある情報発信を心がけています。また、地域に密着した防災・ペット防災 や SDGsなどの活動を通じて、皆様のライフスタイルをより豊かにするお手伝いをします。

1924年創業の100年企業:リフォーム専門の工務店

免許登録

兵庫県知事許可 建設業般 205542
兵庫県知事許可 兵住改 B06 第0004号
兵庫県・尼崎市・自衛隊他諸官庁入札参加資格
消防庁認定防災表示E-28-20578

家づくりスタッフ資格保有情報

■建築
・二級建築士(2)
・建築施工管理技士(2)
・内装仕上技能士
・介護保険住宅改修相談員(2)
・宅地建物取引主任
・住まいの水回り診断士

■住まい
・住まい方アドバイザー (2)
・整理収納アドバイザー1級
・整理収納アドバイザー2級 (2)
・整理収納アドバイザー2級認定講師
・初級睡眠健康指導士

■防災
・防災士
・わんにゃん防災BASIC

■ねことの暮らし
・猫との住まいのアドバイザーBasic
・愛玩動物飼養管理士2級
・わんにゃん防災BASIC (2)

※( )の内は資格保有者数が2名以上の場合のみ記載。

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